(1/20) 【時速5キロの旅~リヤカーで大陸横断~】美保地区公民館主催の講演会開催
本日の講師である吉田正仁氏は南中学校の卒業生で、2009年1月に中国の上海からユーラシア大陸を横断すべく歩き始めました。すべての荷物をリヤカーに載せて、1年9か月後にはユーラシア大陸最西端のポルトガル・ロカ岬に到着。その後、2011年10月まで北米大陸横断、2012年6月までにオーストラリア大陸を縦断し、東南アジアを経て上海に戻ったのが2013年8月。総歩行距離は4万キロを超えました。このことで地元鳥取県から「鳥取県栄光のチャレンジャー賞」を授与されます。
2014年10月にはアフリカ大陸縦断を目指してエジプトに旅立ちました。もちろんリヤカーを引いて。翌年7月には南アフリカの喜望峰に到着。その後も南米大陸縦断~北米大陸縦断と旅を続け、2018年4月に帰国しました。本日は、吉田氏が旅で出会った人たちのこと、遭遇したアクシデント、言葉を失うほどの絶景などを存分に語られました。
時速5キロの徒歩旅だからこそのエピソードが満載でした。吉田氏は「小さな1歩であっても、それを継続し、積み重ねることで遙か遠くの目的地に達する」と述べて講演会を締めくくられました。